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40代、ずっと避けてきた胃カメラ・初体験!【鎮静剤あり】

胃のイラスト

世の中には「胃カメラをやるぐらいなら死んだほうがマシ!」と言い張るぐらい、胃カメラに恐怖心をもっている人がけっこういます。

胃カメラで病気を発見できた人からすると「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!!」と怒られるに決まってますが、私もそのクチだったのでよく分かります。

プラス嘔吐恐怖症なのでとても怖かった…。

そんなアラフォーの私の『鎮静剤を使った胃カメラ初体験』のお話です。

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胃カメラを決意した理由

昔から胃の調子が悪いときが多く、気持ち悪くなることはしょっちゅうありましたが、胃痛は少ないほうでした。

でもなんだか「最近、胃の痛みを感じるなぁ…」と気になっていて、かかりつけのお医者さんで胃薬をもらうも全然変化なし。

痛み方も今までと違う重苦しい感じで、ついには空腹をまったく感じなくなりました。

さすがにこれはおかしいと思い、初の胃カメラを受けることに。

今まで怖くて避けてきた胃カメラなので、やるなら絶対に眠ってるうちに検査して欲しい!!

そこで、鎮静剤使用可能な自宅近くのクリニックで、人生初の胃カメラの検査を受けることにしました。

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受診から検査までの流れと費用

初診日

初診では現在の状態と、「胃カメラは初めてで怖いので、鎮静剤を使って欲しい」ということを伝えました。

そして胃カメラと同意書の説明を受け、検査日を決めます。

運よく2日後が空いていたので、それでお願いしました。

胃カメラに伴うさまざまな検査のために採血をして、この日は終わり。

2日分の胃薬(タケキャブ、六君子湯、トリメブチンマレイン酸塩錠)ももらいました。

かかった費用:初診料と血液検査、処方箋料などで3,600円と、薬代890円

検査日前日

食事は夜の21時まで。以降は水のみ、検査の2時間前までなら飲んでいいとのこと。

食欲もないし、食事はウィダーインゼリーを少量飲んで過ごしていました。

体調が悪いのと胃カメラが怖いのと、「もし大きな病気だったらどうしよう」という不安で、夜は精神的にキツかったです…。

検査当日

鎮静剤を使うので、車の運転はできません。タクシーで行こうと思っていましたが、家族が送迎してくれることになりました。

当日、同意書を渡してから検査室へ。

まずイソジンみたいなものでうがいをしたあと、胃の中の泡を消す液体を小さい紙コップ半分くらい飲みます。

この液体がマズい!というネット情報もありましたが、冷えていたのでのどごしも良く、スルッと飲めました。

そのあと、麻酔を凍らせたアイスボールを口に含みます。ちょっぴり苦みがあるけど大丈夫。

その間に、鎮静剤を入れるための針(点滴の針みたいなもの)を刺されました。

さらにのどに麻酔のスプレーを2回吹きかけられます。

その後、穴の開いた小さめのマウスピースをくわえます。これがまたなんか恐怖感をそそり、舌も刺激されて気持ち悪くなってしまい、「ちょっとすいません…」と外して深呼吸すること2回。

そうこうしているうちに先生の登場です。

鎮静剤を入れていきます。少し腕がひんやりするなーと思っているうちにすぐ眠ってしまいました。

鎮静剤は、以前大腸内視鏡検査でも使用しています。

寝る気満々だったので、本当にあっさり意識がなくなりました。

ところが!

途中で覚醒

気付くと目の前に胃カメラを抜き差ししている先生の手が見えます。

その度に気持ち悪くてオェオェ。

なんとか耐えていたものの「はぁぁ、もう我慢できないかも…」と思い始めたころ、スルンッと胃カメラが抜かれ、ツラさから解放されました。

胃カメラを挿入するときの記憶はまったくないので、最初は効いてたんだと思います。

でも起きちゃった…。

大腸の検査のときも途中で覚醒したけど、そのあとはまた朦朧としてたし、検査後もぐっすり眠ってましたが、今回は検査後の休憩中も全然眠れずに起きてました。

ちなみに大腸内視鏡検査を受けたところは今回とは別のクリニックです。(そのときの記事はこちら⇒『40代、初めての大腸内視鏡検査の体験談』)

薬の種類や量なんかでも違うんでしょうね。

診療明細書を確認してみたところ、大腸内視鏡検査では「ペチジン塩酸塩注射液」、今回は「ドルミカム注射液」というものを使用していました。

休憩後の診察で、胃の画像を見ながら説明を受けます。

「逆流性食道炎」と「胃炎」の症状が見られるとのことでしたが、大きな病気ではなかったので本当に安心しました。

最後にピロリ菌の検査のために採血をして、15日分のお薬をもらい、検査は終了です。

かかった費用:胃カメラと血液検査、処方箋料などで4,340円、薬代2,470円

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胃カメラ後の気になった症状

胃カメラが通っていた左側ののどに違和感がありました。

胃カメラの質感を思い出させるような、気持ちわるい感覚。でもそれもだんだんなくなり、3日後にはほぼ気にならなくなりました。

鎮静剤使用の胃カメラ、受けてよかった!

私は途中で起きてしまったので、数日間は記憶が鮮やかでオェオェしていた恐怖感がよみがえってきましたが、それもすぐに薄れてきました。

結果、胃カメラを受けてみてどうだったかというと、

断然、良かった!!!

とくに昔から胃の不調が気になっていましたが、大きな病気ではないとわかったのが嬉しいです!

年齢的にも一度受けなきゃと思っていたものの、極度の胃カメラ恐怖症だったので、今回のような体調不良がなければもっともっと先延ばしにしていただろうことは容易に想像ができます。

今回は具合が悪すぎて、むしろ「早く見てほしい」と思うほどでした。

今回、私は検査の最後に少しだけ意識が戻ってしまいましたが、でもほとんどの方はちゃんと効いてるようですし、鎮静剤なしで受けるよりは精神的にも絶対に断然ラクだと思います。

なによりも長年の不安が解消された解放感と安心感は、最高としか言いようがありません(逆流性食道炎と胃炎ではありますが)。

今度、胃カメラを受けることがあったとしたら、まだちょっと怖いですが今回よりもリラックスできるような気がします。

ちゃんと薬が効いていればなんにも覚えてないことや、たとえ起きてしまっても怖い記憶がかなり薄まっていることがわかったからです。

鎮静剤を使用した胃カメラを受けようか悩んでる方、私もかなりの胃カメラ&嘔吐恐怖症だけど大丈夫でした。

胃の症状って、原因がわからないとストレスでなおさら胃に負担がかかりそうなので、なるべく早めに診てもらうと安心ですね。

「鎮静剤 胃カメラ ○○(県名や市の名前)」や「麻酔 胃カメラ ○○(県名や市の名前)」で検索すると近くの病院が出てくると思うので、気になった方はぜひ探してみてください。

逆流性食道炎や胃炎の症状や回復までの道のりについてはこちらをそうぞ!

『逆流性食道と胃炎と診断されたときの症状』